R35GTR、アルティメット?アルティメイト?シルバーという金属調シルバーのメーカーオプションの特殊塗料されています。
電着→シルバー→クリアー→中研ぎ→アルミフレーク→クリアーと工数を重ねており、各パネル面の微妙な角度の差により、光の指し方でパネル造形の陰影が引き立ち、ボティをより艶かしく表情を変化させる見ていて飽きない塗装色だと感じてしまいます。
一般的な車両に比べてもトータル膜厚は分厚く、その分塗装面の凸凹も多く柚子の表面のようになっている状態が気に入らないのというオーナーの要望に応えて、ペーパーサンディングからの塗装面平滑化作業を行った車両です。
ワタクシ作業者のポリシーで塗装を痛めるペーパーサンディングは最近の塗装には不向きで、やりません!他所でやって下さい。メンテだけするんで勘弁してくださいとお願いしたんですが、オーナーより失敗して再塗装となっても構わないのでチャレンジしてくれと大金積まれて、泣く泣く(できるならホントに回避したかったんですが)一週間で出来る範囲で作業したお車でした。
新車のトータルの塗装膜厚は確か200マイクロメーターを超えてはおりますが、各層の膜厚の詳細情報が表に出てくる事は稀でして、なるだけ削らずおおよそ平均10マイクロメーターを基準として、深く入ったペーパー目を均した箇所は13 〜15マイクロメーター前後削ってしまっている塗装です。
本来2〜3マイクロメートル磨くのにも神経使うわけですんで、この数値を文章に置き換えるとやはり、このような作業は今後もすることは無いなーと。
今後深い傷が入ったら磨けませんよーとは説明してはいましたが、今回の猫傷、傷を、完璧に消してほしいとのオーナーの要望でしたが、クリアー塗装の磨ける範囲はおそらくまだ余裕があるはずなんですが、磨いてクリア皮膜がさらに薄くなりにつれて、照明の屈折率や反射が変わるのか、色味が変わっていくのが、微妙ーーーに確認でけます。
下地が出て色が抜けたわけではないんですけども。
その時点で作業リスクのを考えて作業ストップさせていただきました。
このGTRの特別色に限らず、カラークリアー+クリアー4〜5層の発色の良いレクサスや、
マツダの薄塗装も同じ結果になるので、過度な研磨は避けたほうが無難だと考えます。
事前に頭に入っている知識でしたが、やはり現象として見えるところまで塗装面を削る事なり、り、今後もうこの部分周辺は磨けませんとなりました。
オーナーの愛車ではありますが、車の悲鳴が聞こえて来るように思えて、やはり研磨の弊害を強く意識してしまうレア体験をすることになりました。
それでもオーナーは、ボンネットだけでももっと平滑にしたいとのことでしたが、んー、個人的には失敗が見えるんでやりたくないですよーオーラー全開しつつ、アイフルのチワワのような涙目になってしまっていたムックちゃんでしたー(^^;;;;